旅行の話:旅装の話(下)
さて、御託はいいですね。続きをいきましょう。
前回の記事はこちらです。 dameko0sayama.hateblo.jp
・デオドラント系
歯ブラシ等が入っています。ここは人によって増減するため、参考程度にとらえてください。
- 髭剃り(電動)…小型のコンセント内蔵品です。
実際にはもっとトラベル向きのものがあったり、USB充電できるものもあるので、そのほうが良いです。なるべく給電・充電規格は統一したほうが代用も利きますし無くすことも減ります。
- 髭剃り(I字)…貝印のプリティーフェイスというものを使用しています。
主に頬の産毛や眉等を剃るのに使います。剃りが良いので、毛が太い・硬いわりに肌が弱い自分でもカミソリ負けしにくいのが特徴です。
- 歯ブラシセット…GUMのトラベルセットです。
基本、歯ブラシ系はGUM一択でして、信者と言われてもやぶさかではないです。なんせ歯茎が弱いので、歯周病メインで選びたいのです。
- コップ…ステンレスの折りたたみコップです。
ジャバラ式の本体を組み上げる形です。良いホテルだとコップがあるんですが、安いカプセルはないことが多いです。ネカフェ泊なんかだとコップ等は有料なので、出費を抑えるためにも自前で持参です。なくても困りませんが、あると案外便利です。
- ハンガー×2…折りたたみ式のハンガーです。
カプセルホテルレベルだとほぼ確実にない、そのくせ結構必要になるものが「ハンガー」です。今どきコインランドリーがついているカプセルホテルは多いですが、さて濡れた衣類をどうするか。そうでなくても、汗でぐちょぐちょの衣類をこのまましまうのはちょっと…ということは結構あります。そういうときのため、2~3個携帯していくのがベターです。
- デオドラントスプレー…衣類用のデオドラントスプレーです。
マンダム ギャツビー ウェアデオドラントスプレー アイスタイプ フリーズシトラス(衣類用消臭剤) 160ml×36点セット (4902806284737)
- 出版社/メーカー: 株式会社マンダム
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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洗うほどじゃないけど汗臭い、みたいなことはしょっちゅうあるので、そういうときに使います。先述のハンガーに吊るせばムラもできにくいですし、乾きも良いです。
人によっては洗顔料や化粧品等を持たれる方も多いと思いますが、そういう方は詰替えの小ボトルを使用しましょう。
5個入り 15ML 化粧品用 詰め替えボトル 小分け容器 小分けボトル クリーム ローション 詰替え 化粧品携帯用 収納 旅行用品 透明
- 出版社/メーカー: Dophee
- メディア: その他
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軟質で絞れば出るもの、硬質で降って出すものと商品によって様々なので、これは通販よりも現物で買うほうが良いです。ちょっと大きいダイソーにいけば色んな種類が置いてあります。
・衣類、その他
その他の着替えや寝巻き等です。
- メガネ…運転免許が「眼鏡等」なので必須です。必須品に入れればよかったんですが、バッグに入れるものじゃないのでこちらで。ちなみに自分はZOFFユーザーです。
- メガネケース、メガネ拭き…ZOFFで買ったときについてきたやつをそのまま使っています。できればハードケースが良いです。
「要る?」と思う方もいらっしゃると思いますが、カプセルホテルでメガネユーザーなら「絶対要る」というレベルです。というのも、カプセルホテルは室内が狭く、所によっては小物置き場*1がないところも存在します。また、あったとしてもぶつかるとメガネが落ちてしまうこともしばしば。旅先で下敷きにし、潰してしまっては元も子もありません。メガネ屋があるのかもわかりませんし、あっても大出費です。そういったことを防ぐためにも、メガネケースを持っていき、寝るときはしまうようにしましょう。
- タオル…普通のフェイスタオルです。引き出物でもらった今治のタオルを持っていきました。
今治である必要はないですが、水吸いの良いものは便利です。ハンドタオル…いわゆるハンカチよりもちゃんと長いタオルを持ったほうが良いです。急な雨や泥はね、また水こぼし等を拭くためには、フェイスタオルの吸水率が勝ります。あと長い方が、なにかを縛ったり結んだりという用途にも使えます。手ぬぐいが旅の必需品だったというのもうなずけます。品質によっては手ぬぐいのほうが薄くてかさばらないので良いでしょう。
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水筒…100均の500ml水筒です。
これも「要る?」と聞かれますが、あれば何かと便利です。飲水は旅行中の出費でも結構な額を占めるため、水筒が一本あると出費を抑えられます。それより大事なのが「怪我」と「汚れ」対策。 場所によっては傷口や泥のついた部分を洗うための水がないこともしばしばあります。そういうときのために真水を携行するのは重要です。なんでもない「ただの水」は非常時の備えです。
- 寝間着…記載通り、甚平の上とハーフパンツです。ハーフパンツなのはズボン部が裂けたためです。
ホテルによっては貸出もありますが、あるところとないところの比率がまちまちなので、常に持参です。寝間着の重要性は案外軽視されがちですが、「1日来た汗まみれの服で寝る」というのは、やってみると案外寝苦しいです。特にバイクなので防寒対策メインですから快適性は二の次にされてることが多い。寝苦しいと翌日にかなり響くので、寝やすい寝間着に着替えるだけでかなり変わってきます。また、先述のとおり昨今のカプセルホテルはランドリーがついていることも多く、洗濯をするならその間着る服が必要です。翌日の服を着ても良いのですが、結局ここでいろいろして汗だくになったら元の木阿弥です。というわけで、部屋着件寝間着を持っていっています。別に甚平でなくても良いのですが、「脱ぎ着が楽」「たたむと結構小さくなる」「そのまま外に出ても怪しまれない」という点で最終的に甚平に落ち着きました。
- インナータイツ…スポーツタイツです。薄手の断熱系を愛用しています。
(シーダブリューエックス)CW-X スポーツタイツ ジェネレーターモデル (ロング丈) 吸汗速乾 UVカット HZO639 BL M [メンズ]
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- メディア: ウェア&シューズ
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なんせバイクは寒いのです。特に寒さの現況が、ズボンの裾から吹き込んでくる風。その対策として、タイツをレギンスのようにして上から靴下を履くことで対策しています。電車旅、バス旅の場合はカットされがちの荷物ですが、北国へ冬場行くのなら必須になるんじゃないかな、と思っています。他に対策方法がある場合は、おそらく不要でしょう
- パンツ、タンクトップ、靴下…まとめてこういうトラベルバッグに入れています。
何かの拍子でカバンをひっくり返したり、ひっくり返さざるを得ない時*2に、下着がゴロっと出てくるのは流石に男といえど屈辱なので、こういったバッグに入れています。なにより着替えるときに探さなくても良いのは楽です。
- 着替え(上)×2…2日分の着替えです。バイクなので今回は長袖Tシャツばかりでした。
下は?と聞かれるかもしれませんが、下はジーンズ一本で通してます 。本当は下も持ってったほうがいいんでしょうが、何分、上下揃えの着替えというのはかさばるのです。旅行時、荷物が重いとなにかと移動は面倒になります。そのためできれば荷物は減らしていきたい、という考えです。そのためにハンガー持参、衣類用デオドラントスプレー持参というのもあるわけで…。このあたりはスタンスの問題もあるので、あくまで自分の場合、と捉えてください。
- ウィンドブレーカー、合羽、グローブ…バイク用の装備です。バイクに乗らない方は必要ないでしょう。
旅行時のお役立ちアイテム
あと、ここに書かれてないのですが正直旅行時に必須と言えるグッズが2つありまして、それが「メタルカラビナ」と「S字フック」です。
NITEIZE(ナイトアイズ) エスビナーステンレス #1 2個入 シルバー SB1-2PK-11 (日本正規品)
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SK11 ロックカラビナ 脱落防止・ネジロック機能 BN ブラック 6×60mm SAC-660BN
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カラビナは大1つ中2つS字2つの2種5個、S字フックは中程度のものを2つ持っていきました。いつ使うんだよ、と思う方は多いと思われますが、相当いろんな場面で使います。
適当なでっぱりにカラビナをひっかけ、そこにS字フックをかけることでハンガー掛けを作ったり、カプセルの入り口シャッターの隙間に差し込んでストッパーにしたり、ケーブル類をまとめておいたり、着替えバッグだけを分けて、ロッカー内につるしておいたり…。
正直、工夫すれば、というところではありますが、如何様にも使い道はあります。なくて困った場面こそあれど、あって邪魔だったことはありませんでした。
今後持っていこうと思うもの
今回なかったもので持っていったほうが良いな、と思うものを上げていきます。
- 小銭入れor予備の財布…ホテルについてからはクレジットカードを使うことはほぼないですし、そこから一時外出するにも財布まるごとは落としたり盗まれたりという可能性を考えると危険です。分けるための予備財布があっても良いのかな、と思いました。最も、ホテルのロッカーもどこまで信用できるか、はあるのですが。
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ビニールバッグ…濡れたタオルや衣類を持ち運ぶのに、濡れない手持ちバッグが必要だと思いました。そうでなくてもいろいろ持ち運ぶのには便利でしょう。ロッカーに貴重品は預け、小物だけを持ってホテル内をうろつくためのサブバッグというものは必要になると思いました。なるべくかさばらない、薄手のものを検討しようと思います
まとめ
旅行は楽しいですが、楽しくするためには工夫が必須です。ここまで上げた旅装の一覧も、あくまで「一例」として捉えてください。旅行のスタイルや目的地、滞在期間や日程、移動方法等、様々な要因で装備は変わります。
ひとつ言えるとしたら「コンパクトな方が、身動きは取りやすい」ということです。せっかくの旅行ですから、重装備で動きにくいのは楽しみを半減してしまうでしょう。できるだけ身軽に、そうでないなら、重装備の中に身軽な装備が取れるような準備をすると良いでしょう。
そして、旅装の必需品や必要最低限のものについては、正直「要るか要らないかは、行ってみないとわからない」と言わざるを得ません。備えあれば憂いなし、とは昔からの言葉ですが、まさにそのとおりだと思います。
自分もここまで装備を確立するに至るまで、5~6回一人旅を繰り返しています。最初は備えすぎるほどで十分です。そこから徐々に、自分のスタイルを確立していってください。それでは、ボン・ボヤージュ(良い旅を)。おしまい。