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これまでの仕事とこれからの話

どうも、だめこです

復職してこっち、全くブログかかなくてすみません

 

とりあえず覚えているうちに退職エントリとかをまとめます

いろいろ身バレとかしそうだけどもう知るか。

そういうF**K S**Tの精神で書いてるんでいつもより読みづらいと思います。許せ。

 

 

さて、私だめこは去る2018年11月末、作業療法士業界から身を引きました。

理由は単純で「環境がクソだったから」です。

 

身を引くまでに、2回の転職をしました。つまり合計三箇所に身をおいたわけですね。

 

最初のところでは、端的にいうといじめにあいました。それ以上にやめた理由はないです。「家に帰ったら仕事にいかないといけないからネカフェに泊まる」っていうメンタリティが正常なわけあるか。

誰になんと言われようとも、そんな気は向こうにもなかったとかそういう弁明をされようとも知らん。いじめにあいました。だからやめました。

 

転職活動自体はそこまでしんどくなかったです。まだ。

まぁ第二新卒でしたからね、当時は。近場でさくっと転職しました

二箇所目は、第一印象はよかったですが、蓋をあけると腐ってました。機械仕掛けのオレンジかよ

 

自分が入社した10月末で4人辞め、自分が異動*1となった翌年2月で2人辞め、年度末で6人辞めていきました。

どういうことが起きるかというと、「3月がおわって4月になると、自分以外のスタッフが全員入れ替わる」ということが起こるわけです。地獄かよ。

 

ここで当時の施設の話をちょろっとしますが、いわゆる「機能訓練型デイサービス」というやつで、機能訓練指導員というのが、ひとりひとりにあった個別メニューを提供する、というタイプの運営をしていました。

さて4月。このとき機能訓練指導員はほぼ自分ひとりでした。もう2人いたけど、ひとりは管理職だからそっちにかかりっきりだし、仕事柄顔と名前が一致するまで働きづらい仕事なのでスタート時は使い物にならないというわけです。

ちなみに利用者は週120人近くいました。日換算だと60人、AMPMで分かれるんで30/30ですね。

そして、放課後等デイサービスという、児童向けデイも併設してました。そっちも機能訓練をウリにしているんで、そっちもいろいろ考えないといけないわけですね。

ついでに当時は利用者管理システムのEXCELを作り、児童デイ向けのおたよりを作り、他スタッフへの指導を行い、という阿修羅像みたいな働きをしてました。地獄かよ(二回目)。

 

んで、働けちゃうわけですね、人間。しかもこんだけ八面六臂働いていると、なんとなく他のスタッフも依存してくるわけです。あの人いればいいんじゃない?みたいな。

 

極めつけは賞与なし、昇給なしという賃金体制。業績悪化のため、という理由でしたが、自分が勤務していた1年半の合計3回のチャンスのうち、支払われたのは0でした*2

 

そして、同時期に「実地指導」というのがありました。超ざっくりいうと監査です。市・県の役人が来てちゃんとやってっか~?と見に来るというやつ。

この時、当施設は新体制で動き始めたばかりであり、当然引き継ぎもちゃんといっていないため、書類は全体的にずさんな状態でした。

あんまりひどいとお叱りが来るというのもあって、書類はちゃんと揃えよう!ということになりました。

 

お察しの通り、デスマーチの開始です。

この時は8:30~17:30まで働き、そこから書類不備対策を行い、アベレージで22時までやってました。ちなみにマックスは翌AM2時です。地獄かよ(三回目)。

 

まぁ、辞めますよね。業績も悪いんじゃやってられねーよ、的なことをオブラートに包んで辞めました。辞めたときにも一悶着…嘘です二悶着くらいありましたが、割愛します。

 

 

さて、二度目の転職です。転職エージェントはそろそろ渋ってきます。あとで考えれば当然なんですが、売れない人材を抱えたくはないわけですからね。

とはいえ、なんとかかんとか転職しました。訪問看護ステーションの所属リハスタッフです。

 

給与も悪くはなく、ボーナスも出ました。休みはなかったですが、まぁまぁマシ…くらいでした。

そこを辞めたのは結局、友人から他業種への誘いがあったこと、それと「自分がやりたいことは何か」みたいなことを天秤にかけた結果です。

 

この業界、居続ける限り勉強しないとならないわけです。まぁ、それはどの業界も一緒ですが、学んだことが仕事以外に活かせないわけですね。

そうなると、実質プライベートも仕事に捧げることになります。同人でゲーム作ってる人としては、そのチョイスは取れません。

 

んで、転職活動をしたわけですが、これがいろいろあって大コケしまして。いろいろと自棄になったあたりは皆さんTwitterとかでもなんとなくご存知かと思います。

 

最終的に、とにかく死なないようにしよう、ということになり、なんでもいいから仕事を探そうということになり、派遣に行き着き、今に至る…という感じです。

 

 

さて、現状についてですが。

賃金以外は、特別困ったことはありません。時間が全く足りないんですが、これは自分がやりたいことに手を出しすぎなので自業自得です。

 

仕事としては事務職…というか、ツール設計屋、みたいな感じです。適正があったのか、それともたまたま頭がモード入ってたのかはわかりませんが、やったことのなかったはずのVBAを短期間で業務レベルまで使いこなすことに成功し、なんとか地位を築くことに成功しました。

派遣ゆえに不安定なことには変わりありませんが、上層部はある程度抱えていく方針のようです。

 

賃金は安いし、ボーナスも無いので、生活自体は変わらず不安定です。

ですが、休みは取れます。時給制でまだ有給のある身分じゃないんで欠勤扱いになりますが、三日前申請でも通るくらいに取れます。

ちなみに昼間「今年度の有給支給規定」みたいなメールきましたが、けっこうがっつり配ってました。

 

 

とりあえず、やりたいことはやれてる感じです。若干時間の使い方が下手になっているきらいがありますが、走行中の案件が終わったら一度見直しをします。

とりあえず、5/25にゲームマーケット東京春と、申込みが受かれば冬コミに出ます。それと別件で5/6に文学フリマ

 

あと、今年中…ごめんなさいしんどそうなんで今年度中に、ITパスポートの試験を受けます。これを取れると最低ラインの職能人保証が取れるっぽそうなんで取っとくといいかな、と。ちなみにフォロワー(SE職マン)と親父(シスアド初級保持者)いわく「だめこならすぐ取れる」ということです。ホンマかよ。

平行して、Pythonの勉強をしようと思います。これは完全に趣味が8割です。

 

 

現状に関してはこんなところです。

 

 

最後に、医療職…というより、作業療法士という職業について、学生時代あわせて約10年居た身としての感想を。

この職業は、世間で重要視されている実情と比較して、あまりにも扱いが軽いと思います。特に地域医療業界。

 

もちろん軽視しているつもりはない、ということはわかっています。ですが、なによりとにかく、人手が少なすぎるのが問題であると思います。

 

なぜ人手が少ないのか。新人はだいたい、病院に行くからです。病院は機構のサイズもあり、給与が比較的高いところが多いです。それに、人もいるので、教育体制もしっかりしています。グループの大きな病院は、他院への研修制度等もあります。

 

また、慣習的な部分、ならびに知識的な部分において「地域医療に新人は出しづらい」という思いが強い様子です。

地域医療は上が少ないということもあり、教育体制もしっかりしていません。何より教えられるだけの人があまり居ないのもあるのでしょう。そういったところから、あまり人が来ない環境にもなりやすいです。

 

そして、介護保険制度の問題があります。訪問リハビリテーションをしていた頃は、これが一番のネックでした。

介護保険制度は、簡単に言うと重症度に応じてランクがあり、ランクによって介護サービスを使える月間ポイントがもらえます。当然高ランクほどポイントが多くなり、また重症になります。

 

この仕組自体がクビを締めてくるわけです。

具体的にいきましょう。このランクは、ざっくり1~6まであるとおもってください。

リハビリテーションの対象となるのは、だいたいランク3~4の方です。それ以下だともらえるポイント上リハビリには割けず、それ以上だとリハビリより必要なサービスが優先となるからです。

さて、リハビリを行って、最終的にどうなることが目的でしょう。簡単ですね、「体がよくなること」です。

体がよくなるとどうなるでしょう?ランクが下がります。

ランクが下るとどうなるでしょう?対象外になります。

対象外になるとどうなるでしょう?顧客から外れます。

 

…ん?と思ったあなた、正解(何がだ)。これが「クビを締めてくる仕組み」です。

つまり、治療すると顧客が減るわけです。かといって顧客は治療を望んでいるので、やりません、というわけにはいかないわけです。

そしてなにより、顧客は「サービスの終了」というジョーカーを常に握っているわけです。

結果がでなければ、顧客は業を煮やします。そこに例えば、たまたま一時的にやり方の方針が合った別の会社が現れたとします。そりゃあ、別の会社と契約しますよね。これも怖いところです。

 

そしてこのジョーカーは、「顧客」だけでなく「ケアマネージャー」と「医者」も握っています。

ケアマネージャーは、簡単に言うと先に述べたランクとポイントの管理を市町村とやってくれる人。医者は医者です。リハビリは医者からの指示がないとできないという法律があります。

 

…まぁ、これだけいえば十分でしょう。こういう勤務実態で、年休110日、月手取り20万ちょっとです。4年制大学を出て、国家試験に受かっても、です。

 

 

自分がもっとも不安におもったのは「広がりのなさ」でした。

医療業界は、びっくりするほど他分野との接続がありません。つながろうと思えばあるんでしょうが、それも結構努力がいるのではないでしょうか。

かといって、プライベートで広がりを作れるほどの余力は得られませんでした。結局勉強会にいったりしないといけない上、その勉強会も実務と結び付けないといけないわけです。

プライベートとオフィシャルを切り分けられない。いや、プライベートを中心に生活を組み立てられない。

これは今後を考える上でほぼ決定打でした。

 

他にも、体感の忙しさと給料が釣り合ってない気がずっとしていました。「おめーにそこまでのスキルあんのかよ」と言われると、まぁ、そうなんですが…。

一度管理職に「いまの業務量は多いのではないか、人を増やすか案件をへらすかしてほしい」と言いましたが、結果は苦笑いと「このくらい働けないと当社ではやってけないよ」というコメントだけでした。

今思えば、それは結局「ひとりひとりの患者をないがしろにしたくない、その思いを優先すると現状はキャパオーバーである」と言いたかったんだろうな、と思います。

 

あとはなにより、「真面目すぎた」ということでしょうか。自分で言うのかよ、と言うかもしれませんが、実際そうだったと思います。

三箇所目、自分が勤めていたところは有料老人ホームもやっていました。そこでは、二ヶ月に1~2人くらいのペースで人が亡くなるところでした。

当然、その中には自分が担当した患者さんもいたわけです。彼らの病状が悪化すれば、当然ドクターとケアマネの判断から「これ以上のリハは過負荷となってしまうので終了」となるわけです。

年齢も年齢なので、そこから持ち直すということは基本ありません。そして亡くなった時、自分は何ができていたのだろうか、とどうしても自問してしまうことが多かったように思います。

テレパシーなんて持っていませんし、誰もが本音を話してくれるわけではありません。そうした中で、やれることを探し、やってほしいことを考えて、それを提供し続ける、というのは、思っていたよりもメンタルへの負荷が大きかったように思います。

 

 

長々書きましたが、簡単にいえば「ノットマッチフォーミー」です。かといって今がマッチフォーミーかというと、どうかなぁ…みたいな感じなんですけど。

 

今、不安定ながらもなんとかもがいているという現実が、自分らしいような気もしています。

なんかまとまらなくなってきちゃったので、無理やりですがここで締めておわりにしましょう。

 

これからも、できることを一生懸命にやっていきます。応援、よろしくおねがいします。

*1:一個の会社で2~3施設運営しているようなところだったので、施設間異動というのがあった

*2:初回はノーチャンですが先輩のを見てた