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2019年のはなし

どうも、だめこです。お久しぶり…お久しぶりってレベルじゃねえよマジで。すみませんでした。上みたら90日更新がないブログが云々って出ちゃってるじゃんマジか

 

今回は、2019年の振り返りです。めっちゃ長いです。それでもよければどうぞ。

 

 

去年のはなし

今年の振り返りをするためにまず去年の話をしなければなりません。

「それはないだろww」みたいな部分もありますが、過ぎた話なんでまぁもう色々と時効ですよ時効。ツッコんだら負けです。

 

さて、昨夏頃、知人からとあるゲーム会社の入職希望者懇談会があるんだけど来ないか?と打診をもらいました。

これ自体はパブリックな募集なので、多分知ってる人は知ってますし、自分も別に内々で呼ばれたわけではなく普通に参加希望フォームを出しました*1。で、めでたく参加させてもらうこととなったのが確か8月。

 

そこからの話は今思い返すと若気の至りとしか言いようが無い上マジで恥ずかしいんでそこそこにかいつまんで話しますが、現職をぶん投げて入職希望を出し、見事に落ちて無職の瀬戸際になりました。それが9月くらい(だったと思う)。

これに関しては段取りもセーフティ設定も含めてほんとに愚かとしか言いようがなかったと思います。

ただ、人生ってのはこうでもしないと変わらないってこともよくわかりました。レールを外れるのも想像以上にエネルギーが必要です。

退職エントリは前も書いたんですがいい機会なんで近々追記修正します。

 

そのあとからは必死の転職活動がスタートしました。あの期間はこれまでの人生の中で最もお祈りメールをもらった時間だと思う*2し、転職活動はマジで心を病むということもわかりました。

結果から言えばなんとか派遣社員として職がみつかり、プータローの危機は免れた、というのが11月の終わり頃。

あの頃はスライムとゾンビの複合体みたいな生きてるのか死んでるのかすら不明確ないきものになってましたし、多分その様はわりとTwitterで散見されたと思う。方々にご心配おかけしました。

 

今年の話の仕事の話

で、12月、今の会社…正確には工場に、事務職として入職しました。

して、入職直後から「やったことない」って言ってたのにエクセルマクロ(VBA)をやらされることに。それでも人間、必要に駆られれば覚えるものでして、教本も指導者もなしでもGoogle先生と現行挙動品で覚えていけるものでした。

 

まぁでも今入職直後のコード見るとこう…海原雄山の気分になりますね*3。まぁ長さも構造も大したことないので当然といえば当然ですが。

 

結局通年、VBAをやってました。作ったツール数はざっくり28件、ここに単発の調査用マクロも入れると多分40件くらいになるんじゃないかな。現行品で業務の結構深いところに食い込んでいるのが10件前後です。

最近つくったやつで身バレにつながらなさそうなのは、OracleDBと連携して稼働するデータ閲覧と変更ツールですかね…。

 

簡単に説明すると、ユーザフォームで条件を指定し、その条件をもとにSQLを生成、付帯する情報を含めてOracleDBにクエリを投げてEXCELシート上に展開。また情報の修正リクエストを別のシートに記載しマクロ実行するとUPDATEクエリをOracleDBに投げる…というものです。

 

社員の全員がSQL叩けるわけではないわりに情報はDBにある、みたいな現場では、フォームを経由したコードの代理実行みたいなツールの需要は比較的高いです。

ていうかこれ正直EXCELでなくていいし、なんなら.NET FRAMEWORKとか使ってリアルタイムでアップデートを検出して変数に情報入れてSQL投げてってやるほうがいちクエリ投げてチェックしなくても良ゴニョゴニョ...

 

みたいなことを日々しています。フロントエンド…になるのかな?ならんかな。そんな感じです。フロントエンドエンジニア、って言わないのはこれでエンジニアって名乗っていいのか日々結構もにょってるからです。もうちょいまともにモノ作りたい。

 

この一年で理解したこととしては、SQLVBAの基礎…くらいかなぁ、という感じです。こないだVBAベーシックのサイトにのってたサンプル問題はいちおう全問とけました。スタンダードは7割くらい。具体的には、3ヶ月前くらいにやっと二次元配列の概念を理解し、最近クラスオブジェクトとそれにまつわるオブジェクト指向もなんとなくわかってきたけど実用に至ってないくらい。SQLはORDER BYとWHERE句のサブクエリはできるけどINNNER JOINがいまいちちゃんとできてないっていうレベルです。

 

会社というか工場自体がけっこうなんというか、データベースというものの活用を見いだせてなかったり、課間のデータ連携がお粗末だったり、製品の流れが一元で追えなかったり、図面と製品の連携性がなかったり、製品呼称が4種類くらいあったりで結構ブチギレなザマなんですけど、それはそれで。

それらをフルでなんとかできたらすげースキルつくんじゃね?みたいな思いです。俺のキャリアの糧になれ。

そのへんも相まって、来年はC#とか脱エクセル化してのアプリケーション作成とか、インフラ設計とか、そういうことしたいなぁとか思ってます。大変そうだけど。

 

技術的にはあまりない存在なのか、それなりに重宝はされてます。その割に昨日クビになる夢とか見たけど。自称は「有能不良派遣社員」です。今日中に、って昼に仕事ぶん投げられてやいのやいの言いつつ仕上げちゃうタイプ。仕上げて何してるかってサボって企画書書いてます。任務は果たした。

 

今年の話の生活の話

生活に関しては、前の前の会社が確かだいたい手取りが一緒で、その上ボーナスがなかったという環境だったのでほぼ一緒です。同人活動でお金がない、ってことはないくらいには色々できてますし。

一番の変化は休みが割と自由に取れるようになったこと、あと年間休日数が増えたことです。110から120は結構体感がでかい。介護職は基本年中無休ですし、リハ職は人がいないんで休みが取れませんでした。

今は給与に響くとはいえ*4、申請すればまず休みは取れます。人も代理がいたり納期がそれなりにあったりなので影響も少ないです。

 

そんなわけで、QOLはかなり上がりました。ついでに生活環境も、小田原から座間へ移動しました。最寄り言うとアレなんでぼかしますけど、座間市相模原市~町田市の間らへんです。

住んでるアパートは九畳のリビングダイニングと六畳一間に三畳の小部屋がついて風呂トイレ別で駅まで10分、という条件で5万を切るという驚きの物件。持て余すくらい広いです。三畳間とか物置化してるし。

ときどきアホみたいにうるさいバイクが通ること、アパートの上を飛行機が飛んでいくこと、急行が止まらないことの3つが飲めれば良い街です。最後に関しては、都心近くなると住宅地はそういうものになるし仕方ないよね。

そんなわけで現在メイン活動エリアは町田市です。町田のひと遊ぼうぜ。数駅のりつぐ余力があるならうちまで来ても良いです。うちに遊ぶもんほとんどないんでそのへんは持ち込みお願いします。でかいボドゲとかでも置くスペースはあるから大丈夫。

来年はでかいテレビとNintendo Switchとか置きたいですね。お金ないんだけど。

 

今年の話の同人の話

して、同人活動についての話です。その前から色々とやってはいましたが、今年は仕事が変わったこともあり、割と腰を入れてやりました。参加したのは5月のゲームマーケット、あと2019冬コミ*5ですね。

 

ゲムマは去年の冬コミに委託で置かせてもらった「饒舌急行」と、ライト版の「もんきゃば!」を頒布しました。前者は去年の時点で完成品だったので問題なかったんですが、もんきゃばの方は作成開始から頒布までのスケジューリングがうまくできなかったことやコンポーネントの想定がうまくいかなかったこともあり、自分の中ではかなり不完全燃焼に終わる結果となってしまいました。

そもそもゲームコンセプト自体の掘り下げが甘かったり、デザインが実プレイをうまく想定できてなかったりと粗が目立つものではある作品なので不完全燃焼は必然とも言えるんですが…これに関してはいずれリトライをしたいところです。

売り上げに関しては両方合わせて15個くらい捌けたっけ?そんな感じです。

 

冬コミは2年前からずっと制作中だった「Dice&Deal」がやっと完成まで至りました。これも途中大幅な校正が挟まったり、そもそもデザインラフがないせいで枠にはまらないとかでDTPしてくださったはくさんに大幅な迷惑をかけました。マジで途中契約打ち切りとか言われるんじゃないかってくらい迷惑かけたなぁって感じです。2度と足を向けて寝られぬ。

 

デザインに関しては、DTPデザインがどういうものかということ、それを依頼することがどういうことかということもわかってなかった、というのもあると思いますが、それを知る手段も方法もいまいちわかってなかったのが問題です。これで覚えた。

 

大変ありがたいことに(社交辞令だとしても)また機会があれば、と言ってくださったのが個人的には救いです。もう各媒体で謝辞さんざっぱら述べてますけど、それでも足りないくらいなので。本当にありがとうございます。ダディルのサプリ作る折にはぜひお願いします。

 

これに限らず冬コミに関しては多方からいろんな支援をいただきました。この場でも改めて感謝申し上げます。

 

同人活動全体に関しては、今のサークル「南瓜組」に関しては、かなりフロントに立ってやっているんですが、当然舵きりを自分で取れる分スケジュール管理はしやすいです。その分明確に「責任者」となるので、諸々と負担は大きくなります。他のところも同じだとは思うんですが作成と運営を並行でやるのはけっこうしんどいです。他にクリエイターがいればまた別なんでしょうかね…?

 

とかくも、スケジュール管理に関しては、今年後半は比較的うまくいったかな、という感じです。ちょっとしんどい時期はありましたが、最終的に乗り越えれたのでセーフとしましょう。冬コミに関してはある程度余裕もってクリアに至れましたし。

 

そして南瓜組の活動と並行して、かれこれ2〜3年動かしてる「魔導機兵プロジェクト」も今年アルファテストに至れました。これもゲームのコアはほぼ1人で作ってました。いわゆるPBWなんですけど、きちんと戦闘部分をルール化して運営しやすくするための作業ですね。これ自体はほぼ終了しアンケートまとめと最終総括をしてる最中です。ど真ん中に冬コミ作業入っちゃったので総括が出来てないんで早めにやります。

 

どうしてもこれはプロジェクトの規模が大きいこと、デザイナーの類がチームにいない中でどう引っ張っていくかを考えなければならないことなどがあり、それなりに気を揉みました。

何をして欲しいか、を明文化するのはそれなりに技術がいるということを思い知りましたね。

 

今年の話を通して

総じて、ここまで書いておいて思うこととして、今年は「がんばった」以外のコメントがあまり出ない、というのが実情です。同人活動は5月のゲムマのことがとてつもなく昔にも感じるし、10月頃のダディル本誌の大詰めが昨日のことのようにも感じます。

生活の方も新しいことに飛び込んで400日経っていないんですが、ずっと昔のことのようにも、ついこの間のことのようにも思えます。

 

これらに関しては、それだけ必死だったということでしょうか。常々、頑張っていないとは思いませんが、頑張り方が上手い方だとも思っていません。多分もっといい方法、上手い方法はあると思います。

それでも頑張れるのは単純な話で、同人活動も今の仕事も「楽しんでやれてるから」だと思います。新しい知識を身につけること、何かを作ることが楽しいからあんまりきついとは思わないです。それを例えば才能と呼ぶとしたらそうなんでしょうけど、それは特別な力では決してないと思います。

 

仕事を変えたことに関して、辞めたことを後悔した日はない*6ですが、この仕事で良かったんだろうか?は時々思います。でもまぁ、それは多分結果論で、もっと何かできることがあるはず、みたいな欲があるからでしょう。働くこと自体は割と嫌いじゃないんですよ。労働環境が悪いとすぐ腐りますけどね。

 

来年の話

来年は…とにかく健康ですね。歯と鼻と消化器がやばいので早めになんとかしたいところです。元気は元気なんですけどわりと内蔵がボロボロなのはよろしくないと思います。

 

あとはブログとか、継続した活動報告を行うこと。行えるほど普遍的に活動してないってのが問題なんですけども、それでも書けるものは書きたいなと。それに付随して多少活動をきちんと計画的に行う必要もありますが、いい機会なのでそれもやりましょう。

それに付随して、基本南瓜組は年間にゲムマやコミケ合わせて二回までの参加に絞ろうと思います。資本の問題、製作時間の問題どちらも鑑みての判断です。ゆくゆくは変えるかもしれませんが当面はこれで。

 

その分、活動の裾野を広げていくことはしていきたいなと思います。できることを広げることでいろんな世界にアクセスできるようにする、ですね。

「ゲームさんぽ」っていう、自称生臭坊主のなむさんという方がやられているコンテンツがあひまして。これはいろんな専門家とゲームをすることで物事の新しい知見を得よう、みたいなコンセプトのゲーム実況です。

個人的には、これの逆のアプローチ…つまり、ゲームを作る側は物事の「どこ」をゲームにするのか、ということをしても面白いのかな、と思っています。ただ、そのためには浅くとも広い知見と理解が必要ですので、そういうことですね。

 

あとは相変わらず人脈作りでしょうか。最近ちょっと細り気味なんですけどね。南瓜組はブランド力もないしコンテンツ力もないです。そういうサークルが人の目に止まるようにするには、まず止めてくれる人を作ることからだろう、というのがモットーです。

サクラといえばそうなんですが、人の目を引くためには、まず引けるだけの人混みがないとダメというのが心理学的なアプローチです。なにより、新しい世界は新しいつながりから得られるものだと思っています。

 

そのためにはコンベ含むいろんなイベントに顔を出さないといけないんですが…いかんせん大きいイベントが嫌い*7なもので。自分の自信の持ち方が変なのでホスト側のゲスト、みたいな立ち位置がとても好きでないという。そのへん誰か協力してくれる人を探すのも来年の目標ですかね。

 

あとは多少なりと自己評価をあげたいな、というのが目標でしょうか。我ながら自己評価ハチャメチャ低いんですよね。過去になんかあったかと言われるとわからないですし…。

なんか評価を素直に受け取れないところがあって、こと「すごいね!」って言われた時なんて返せばいいんだろう?みたいな感じです。ありがとうでいいんじゃねえの?って話なんですけど、それが出ないんですよね。その辺がなんとかなればなと思います。具体的なプランはない。

 

長くなりましたが、それだけ2019年という時代を突っ走った証ということで。

「うまくいくことに努力は必須ではないけれども、ここまで頑張ったと言えないことは成功したとはいえない」が今年のモットーでした。来年は…年明けてから考えましょうか。

 

2019年もあと1週間。2020年がみんなにも自分にも良い年になりますように。

*1:抽選制でした。後で知ったけど割と良い倍率だった

*2:医療系は転職活動が他職と異なるのでお祈りメールをもらうことは滅多に無い

*3:このコードを作ったのは誰だぁっ!

*4:時給労働者なので有給使わないと給与は減る

*5:記事作成時点ではまだ

*6:それもそれでどうなんだろうとは思いますけど

*7:苦手ではないです。ある人曰く「コミュ力のバケモノ」